HTML を作成するときの細かい注意点
追記 2023
下の記事は 2014年頃の記事でかなり古い話です。 現在では気にしない話ばかりです。
要点
現在の多くのテキストファイルは下を使用します。
- 文字コードは utf-8 のユニコードで BOM なし
- 改行コードは LF (JavaScript の \n)
まれに古代か平成レトロの昔話でシフト JIS の文字コードや \r\n の改行コードが必要になる場合もありますが、通常使いません。 昔話のトラブルに遭遇したら思い出してください。
HTML ファイルを保存するときの文字コード
ホームページのサンプル HTML をメモ帳にコピー&ペーストして
ファイルを保存するときに、HTML の
文字コード指定が utf-8
になっている場合は、utf-8 形式で保存します。
Windows のメモ帳で HTML を utf-8 で保存する方法
誤った文字コードで HTML ファイルを保存すると、 ブラウザで表示したときに文字化けするのですぐにわかります。
HTML の改行コード
Windows のメモ帳で保存したテキストファイルは、
改行コード
が CR LF になっています。
HTML では細かいことを言うと改行コードに LF が推奨されています。
こちらは初歩的な話では気にする必要はありません。
HTML: 改行文字
utf-8 テキストファイルの BOM
HTML では BOM を付けない方が無難です。 Windows10 のメモ帳では初期設定で BOMなしの utf-8 テキストで保存するので、気にする必要はありません。
Windows7 までのメモ帳で保存した utf-8 のテキストファイルには、 BOM (Byte Order Mark) と呼ばれる特殊なデータが先頭についていました。
BOM も初歩的な話では気にする必要はありませんが、 HTML 作成ツールやプログラミング言語のツールを使用するときに注意が必要です。 BOM が付いているとエラーになるツールもあります。 つまらないトラブルの原因になるので BOM は使いません。
その他
他のテキストエディタを使った場合でも 上ような文字コードや改行コードや BOM などの話が出てきます。 上の話が原因で細かいトラブルが起こることがあるので、 そういうときに思い出してください。