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囲碁 死活・詰碁

隅の6目の死亡形 (2012)

生きてるか死んでいるかを、ぱっと見で区別できる代表的な形です。

白はすでに死亡
白はすでに死亡

隅の 2×3=6目ぐらいの地で辺にすきまがあります。 この形は白が先手でもすでに死んでいます。 「白が先手でも死んでいる」というのがミソで、 上の図に白石を1個加えた図も黒が先手ならばすべて死亡です。

派生

黒先白死
黒先白死
上のような詰碁も隅の6目の死亡形にもちこめばよい。
答え
答え
ちょっと図が違うけど、白の陣地は隅の6目の死亡形。 黒が後手でも白は死亡。

さらに応用する

上の話をさらに膨らます。

高段者は打たないけど初心者は打たれると困る手。
上の死亡形に持ち込めれば殺せる。

さらに別の話に飛ぶ (2012)

もし、上の絵の白6が S17 ではなくて、S18 や O18 だったらどうしよう?。

これもたしか死ぬはず・・・ ごろにゃん、結論だけしか覚えていない。 間違えるとあっさりと生きるでしょう。 これでまた、詰碁の問題が増えます。

上の続き

上の派生で、よく紹介されていそうな詰碁も出てきます。 下の記事は初心者が書いているので、 そのつもりで一緒に考えてみてください。

黒、間違い。次、白先生き。簡単そう。
黒、間違い。次、白先コウ。下に続く。
白、間違い。次、黒先白死。簡単そう。 (答え)
黒、間違い。次、白先生き。 (答え)。
さらに白、間違い。次、黒先白死 (答え)。
はじめに戻って、これで死亡。次、黒先白死 (答え)。
はじめに戻って、黒1間違い、白2正解。 次、黒先コウだそうです。ややこしそう。考えて。

星・小ゲイマジマリに三々 (2020改め)

こちらもややこしそうな詰碁が量産される。

白の無条件生きはない。コウが相場。
白の無条件生きはない。コウが相場。
黒Aがある点に注意。1からAまでの間に黒石があること。
通常はコウが相場という話。
通常はコウが相場という話。
ひっかけ。次、黒先白死。
ひっかけ。次、黒先白死。
続き。次、黒先白死。
続き。次、黒先白死。

補足 (2020)

(参考)この図だけだと白は生きる。外側にも 1眼を作れる。
(参考)この図だけだと白は生きる。外側にも 1眼を作れる。
白生き。外側に黒の補強がないので生きれる。
白生き。外側に黒の補強がないので生きれる。
Aまでの間に黒石があれば死亡。
黒3で部分的には2眼がないけど、白4で外側に1眼を作れる。
黒3で部分的には2眼がないけど、白4で外側に1眼を作れる。
白、外で粘る
白、外で粘る
黒Aがあれば次に黒Bで止められるが、黒AがないのでBに打てない。×に白1眼ができる。
黒失敗。無理に押さえると黒の負け。
黒失敗。無理に押さえると黒の負け。
A,Bの断点があるので黒が負ける。
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