gorogoronyan FC2

囲碁ソフト igowin

igowin (Windows10)
igowin (Windows10)

紹介

igowinは9路の対局ができる囲碁ソフトです。 はじめて囲碁を眺める人に最適です。 GUIと囲碁の思考エンジンを一体化してあり、 インストールも簡単で設定などややこしい話がなく、 すぐにプレイできます。

igowin を作った David Fotland さんは、 商用の囲碁ソフト 「AI囲碁」 の思考エンジン Many Faces of Go の作者です。

ホームページとダウンロード (2020/10)

ホームページ: http://www.smart-games.com/igowin.html (英語)
ダウンロード:
igowin.zip (761kB) - こちらは使い方が単純です。
mfgo12.msi (4.4MB) - こちらはインストールや対局設定が複雑かも

インストールと対局 (2020更新)

(2020/10) 上の igowin.zip 版の説明です。
メニューは英語ですが、使い方は簡単です。

ダウンロードした zip ファイルを解凍して igowin.exe を実行します。 Windows10 では最初 SmartScreen の警告が出ると思いますが、 気にせず実行します。気になる人は下の話をどうぞ。
プログラムを実行するきに出る警告ダイアログをなくす

igowin が起動 (Windows10)
igowin が起動 (Windows10)

対局

ソフトが起動すると、 すぐにプレーヤーの黒番で対局開始になっています。 プレーヤーは碁盤に石を置いて、対局を進めます。 最初は 9路5子置 (25級)ではじまり、 対局に勝つとレベル(級)が上がっていきます。 このソフトは、ユーザが強さのレベルを設定して対局できません。

終局

石を打つ場所がなくなり、黒も白もパスすると終局になります。

ツールバーの pass のアイコンをクリックすると プレーヤーのパスになります。 コンピュータが先にパスをすると、警告音が出て 下の方に Cmputer Pass というメッセージが出ます。 プレーヤーも打つところがない場合はパスします。 白黒双方がパスするとゲーム終了です。

白(コンピュータ)が途中でパスした
白(コンピュータ)が途中でパスした
黒もパスすると終局になる。

終局すると、白と黒の地数が表示されます。 地数の多い方が勝ちです。 igowin はコミ(黒番のハンデ)がないので 地数が同じになることもあります。 この場合は引き分けです。

終局。結果は Black wins by 76 : 黒の76目勝ち
終局。結果は Black wins by 76 : 黒の76目勝ち

コンピュータが大差で負けている場合は、 打てる場所がまだ残っていても コンピュータが途中でパスすることもあります。 この場合はコンピュータの投了、 プレーヤーの中押し勝ちになります。 プレーヤーも PASS のアイコンを押してゲーム終了です。

新しい対局

ツールバーの黄色い格子のアイコンをクリックすると 新しい対局を開始します。 前のゲームに勝った場合はコンピュータのレベルが強くなり、 プレーヤーの級位が上がっていきます。

プレーヤーの級が上がると置石が減り、 さらに級が上がるとプレーヤーが白番 になります。 プレーヤーが白番だと、 コミがないので黒番に比べて難しくなります。 最後はプレーヤーが白番で置碁になります。

いろいろ

棋譜の保存

対局データ(棋譜、きふ)は、 sgf と呼ばれる囲碁でよく使われるデータ形式で保存できます。 メニューの「File(ファイル)」 →「 Save (保存)」 または「Save As (名前をつけて保存)」で保存します。

sgf ファイルは、sgf に対応した囲碁ソフトであれば、 他のソフトで表示したり、コメントを書きこんで編集したり、 GUI Go など他のソフトで途中から対戦しなおしたりできます。
igowin には、「待った」や途中からやり直す機能はありません。

他のソフト(MultiGo)で sgf ファイルを表示している例
他のソフト(MultiGo)で sgf ファイルを表示している例

対局の統計データ

メニューの「view(表示)」 →「statistics (統計)」 でこれまでの対戦結果の統計を見ることができます。

statistics (統計)
statistics (統計)

関連リンク

inserted by FC2 system