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PC と AV の歴史資料館

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HDD と CD-ROM はいつごろ普通に使われるようになったか?

2014/02/08

HDD や CD-ROM はモノ自体は 1980年代にすでにあり、一部の PC にも搭載されはじめていた。 でも、値段が高価でお手軽に使うとはいえない状態だった。 こういう話は、主観的な思い出話よりも、 当時出ていた主力のアプリケーションソフトを眺めるとわかりやすいです。

当時、ワープロソフトの主力だった 一太郎 の場合、Ver.3(1987年) がフロッピーディスクを前提にしたソフトで、 Ver.4 (1989年)になると HDD がないと使いにくい状態になっていた(一応、 フロッピーディスクだけでも使えたか?)。 この頃、ビジネス用のデスクトップ PC でだんだん HDD 搭載を前提にした話が増えてくる。 一方で同じ頃に本格的にノートPC も出てきて脚光浴びはじめた。 ノートPC はデスクトップPC に比べると性能が低くなりがちで、 当初は HDD を載せていなかったため重厚化したソフトを動かすのには適していなかった。 そのため、一太郎を軽量化したバージョンも出てきた。

もう1つわかりやすいのはゲームソフトです。PC でゲームをする人々は 企業ユーザのように最新の高性能で高価な PC を使えたわけではないので、 ゲームソフトも当時の実情に合わせて作られていた。 1990年末に登場したA列車で行こうIII はフロッピーディスクのみで動くソフトで、 1993年末に登場したA列車で行こうIVになると HDD へのインストールを前提にしたソフトになった。 この間に HDD の利用が進んだ。「A列車で行こう」も、 2000年代には強力なグラフィクスがないとまともに動かない(性能の低いありきたりな PC では動かない) と言われていたゲームです・・・。 コーエーの三國志 も 三國志II (1989年) はフロッピーディスク用だった。III か IV の頃に HDD 用になったのだろう。

CD-ROM の利用は、Mac で 1990年代前半の比較的早い時期にデスクトップPC で全機種標準搭載になり、マルチメディア時代の先鞭をつけた。 PC では Windows 化が進みはじめ、HDD やモデムやプリインストールソフトなど一式を 標準搭載したオールインワン PC が多く出始めた 1994年頃から標準的になった。 日本で 1993年5月に発売された Windows3.1 にはフロッピーディスク版があった。 フロッピーディスク 15-16枚ぐらいだったと思う。 1990年代半ばのソフトでも、フロッピーディスクと CD-ROM の両方を入れてあるソフトもあった。


ICM, HDD,広告(1990年) 左:ICM、HDD の広告 (1990年)
40MB の外付け HDD が 10万円近辺。
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