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ストレージなどいろいろ

旧題「USB BDドライブを使う」
(2022/11) 落書きを書き足す。
(2018/10) 「追記:BD-RE も順次引退」を追加

USB BDドライブを使う (2016/08)

数年前からバッファローの USB BD ドライブを使っている。

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BD-RE は USB メモリや SD カードと同じ感覚でファイルの読み書きができるので便利です。 Windows7 の場合、ライティングソフトは不要です。 メディアの値段も1枚 (22.5GB) あたり 100円もせずお手軽。 バックアップ用途に適しています。

HDD の引退 (2016/08)

以前は USB HDD もバックアップ代わりに使っていましたが、 1つ致命的な欠点があるので使うのをやめました。 HDD はドライブが飛んだ (破損した) ときが面倒・・・ 近年、HDD も大容量なので 1度に消失するファイルの量もとても多い。 HDD を数度も飛ばすと嫌気がさしてくる・・・ バックアップ用としては意味をなさない。 一時保存の用途なら USB メモリか SD カードで事足りる。

HDD が身の回りから徐々になくなりつつあるこの頃、 あとは PC の SSD 転換。 最後まで残った家庭用 HDD はビデオレコーダーぐらい?。

追記: 2018/10

信頼性の度合いで言うと、経験的には USB HDD が低いです。 USB HDD はバックアップには適していません。 HDD はいつファイルが失われても構わない一時的な保存の用途で使います。 HDD はさまざまな理由でドライブ内のファイルを丸ごと吹き飛ばすことがあります。 原因としては、メカの寿命やトラブル、 インターフェイスの接触不良による信号トラブル、 OS やアプリケーションの誤動作によるソフト的なデータ破壊など いろいろあります。 たいていは OS のトラブルだろうけど・・・推測。 で、HDD の場合は壊れるときには大量のファイルを消失します・・・ これが HDD の致命的な欠点。

バックアップのような話では、 虎の子の沈没戦艦 1台に全部データを放り込むよりも、 リスクを避けて複数のメディアに分散保存・ミラー保存した方が良いです。

番外: Windows PC 内の HDD にデータファイルを全部放り込んだまま放置するのが もっと悪い話です・・・地雷だらけの OS と心中状態。 セキュリティ面でも良くないかも?。 これよりももっと信頼性の低いものというと、 ネットのオンライン・ストレージ・サービスぐらいだろう・・・。

近況 2022/11

PC も 2010年代末までに HDD が引退し、 2020年代はすっかり SSD の時代になりました。 先日も古い USB HDD が 1台天寿をまっとうし、 手元の HDD の数もわずかなこのごろ。

追記: BD-RE も順次引退 (2018/10)

BD-R や BD-RE は DVD に比べると読み書きが不安定になりやすく、 データファイルのバックアップには適さないことが分かった。 消えても構わないビデオレコーダーの映像保存ぐらいにしか使えません。 小規模なデータファイルの保存には USB メモリが適しています。

スピンドル全滅伝説

通販サイトのユーザーコメントでときどき出てくる話で、 BD-R に書き込んだら失敗が続出し、 スピンドルがほぼ全滅したという話があります。 ライバル会社のあおり記事か都市伝説ぐらいに思っていたが、 私も大手ブランドの BD-R ディスクで実際に遭遇した・・・ 「スピンドル全滅伝説」は都市伝説ではなく実在した。 USB BD ドライブでも BDレコーダーでも書き込み失敗が続出、 メディア自体の品質の良し悪しや ドライブとメディアの相性の話があるようです。 こういった話が DVD-R に比べてシビアなようです。

BD-RE でも、最初の頃はうまく読み書きできるのだけど、 時間が経つと読み書きが不安定になることがあります。 DVD に比べて経年劣化が進みやすいようです。 認識に手間取ったり、 読み出しはできるけど速度が低下したりすることがあります。 読み出しが不安定なので速度を上げられない状態になっている。 ついには書き込みで不吉なエラーメッセージが出ることも・・・。

ということで、BD はいつ壊れても構わない映像データの保存ぐらいまでで、 小規模な重要なデータファイルや画像ファイルを保存するのには適していません。 このような用途では DVD-R や USB メモリなど複数のメディアに 分散保存したり 2重に保存したりした方が良いです。 DVD-R や USB メモリでも書き込み失敗やデータ消失の話が出てきますが、 BD に比べると安定なようです。手元のディスクでも、 BD よりも昔からある DVD-R や DVD-RAM の方が問題なく読めています。

ストレージ近況 (2022/11)

PC 本体に大容量ストレージは不要説

個人的には Windows PC 本体のストレージ容量は 100GB、200GB ぐらいでも構わなくなった。PC 内にはいつ消えても構わない OS とアプリケーションとテンポラリファイルを置く程度にし、 ユーザーデータのファイルをあまり置かなくなった。 理由は PC にユーザーファイルを大量に置くと OS リカバリやドライブのフォーマットのときのデータファイルの待避・ 復旧が面倒になるためです。 面倒を減らした結果、Windows PC 本体には大容量ストレージは不要という結論に落ち着いた。

2010年代から音楽や映像などのファイルを PC 本体には入れず、 これだけでも大容量のストレージの使い道がなくなってしまうのだけど、 近年は他のデータファイルも PC 内に置かなくなったことで容量の使い道がなくなった。

同じ頃 (2010年代末頃)、PC でも HDD から SSD への世代交代の話が賑わい、世の中の PC も大容量の低速 HDD から容量が少なくても高速の SSD の時代に変わりました。

番外: 一種のバブル崩壊かもしれない・・・ ストレージ容量のバブル崩壊。崩壊するときは半値八掛け二割引。 1TB の HDD よりは 256GB の高速 SSD。量よりも質の話に転換。 自動車でもエンジン車と電気自動車でこういう話をするのかもしれないけど・・・。

年代モノのビデオレコーダーと PC の比較

個人的に 10年近く使った ビデオレコーダーと PC の比較。 ビデオレコーダーの HDD はトラブルもなく正常に動き続ける一方で、 Windows PC の内蔵ストレージや USB HDD は何度飛んだことか・・・。 明らかにシステムの信頼性が異なる。 ということで Windows PC 内にはユーザーファイルはなるべく置かず、 いつ飛んでも構わないものだけを置いておきます。 ここ 10年ぐらいは Windows PC はいつ OS リカバリしても構わない、 ドライブをフォーマットしても構わないぐらいの感覚で使うようになった。

番外: PC のストレージがゴミ屋敷にならないように皆さんも気をつけましょう・・・。 いつ消えても構わないもの (Windows、アプリケーションなど) とバックアップの必要なもの (ユーザーデータファイル) をはっきりと分けましょう。

USB メモリと USB HDD の比較

どちらも USB ストレージですが違いがあります。

          USB HDD   USBメモリ
メカ      ある      ない
ケーブル  ある      ない
コネクタ  多い      少ない

機器のトラブルにはソフト的なトラブルとは別に 物理的なトラブルもあります。

  1. メカによるトラブル (経年劣化、寿命など)
  2. コネクタやケーブルのトラブル (接触不良やノイズで信号が異常など)

こういったトラブルの原因になる要素の少ない USB メモリの方が信頼性が高いです。

番外: 恐竜と哺乳類の関係に見えることも・・・
          USB HDD   USBメモリ
大きさ    でかい    小さい
パーツ    多い      少ない
密度      低い      高い
恐竜は絶滅しても哺乳類は残っていた。
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