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JavaScript: はじめの一歩 (2)

JavaScript はじめの一歩 (1) からの続きです。

さまざまな方法で文字列を出力する

先にまとめです。個別の説明は関連リンク先でします。

プログラム作成や動作チェックで使用するもの

主に Web や Web アプリケーションで使用するもの

他にもリスト li やテーブル table などの要素自体を JavaScript で作成して HTML のドキュメントに追加する話もあります。 初歩的な話ではないのでここでは省略。
JavaScript: HTML 要素を作成する

console.log() で文字列を出力する

console.log() でデバッガのコンソール画面に テキストを出力することができます。 実行ログや要所の値の確認などに使うと便利です。

例:
console.log("デバッグメッセージ"); 

サンプル

Edge106 の実行結果
Edge106 の実行結果

console.log() とは別に console.error(), console.debug() などの関数もあります。

textContent や append() で文字列を出力する

TestJS_div_textContent01.html
はじめの一歩 (1) で紹介したサンプルです。

textContent とは別に append() で文字列を出力することもできます。 textContent や innnerText に文字列をセットすると 要素内のテキストを置き換えますが、append() で文字列を足すとすでにあるテキストの後に追加されます。 document.write() の代わりに使うこともできます。

TestJS_element_append01.html
pre タグや div タグに append() で文字列を出力するサンプル。

textarea 要素に文字を出力する

textarea タグや input タグのテキストフィールドに文字列を出力することもできます。 これらの要素はコントールの要素で、div や span などの通常の要素とは処理の仕方が異なります。 textarea や input では textContent ではなく プロパティ value に文字列をセットします。
HTML: textarea タグ: JavaScript

正しい  textarea.value = "文字列";
誤り    textarea.textContent = "文字列"; 

サンプル

TestJS_textarea_scroll01.html
ボタンを押すと textarea に文字列を追加で出力する。 文字列が textarea の末尾まできたらスクロールする。

文字列を整形して出力する

文字列を整形して出力する処理は さまざまな場所で使う基本的な処理です。

文字列を作成する

正規表現

文字列の処理では 正規表現 を多用します。 難しい話もたくさん出てきますが、 初歩的な使い方は簡単なのではじめの一歩で慣れてください。

エラーが発生した場合の処理 try catch

上のサンプル TestJS_string_format_toFixed01.htmltry, catch が出てきたのでこの話です。 try, catch はエラーが発生したときに何か処理を行いたい場合に使用します。

HTML 内の指定した要素を取り出す

上のサンプルで querySelector() がいくつか出てきたので、 これに関する話です。HTML 内の div や table などの要素を取り出す方法の話です。 現在では querySelector() と querySelectorAll() でほぼ間に合います。

HTML のコントロール要素

HTML のコントロール要素には button タグ (ボタン), input タグ (チェックボックス、ラジオボタン、 1行の文字列入力、数値入力、スライダーなど)、 textarea タグ (複数行のテキスト入力)、 select タグ (ドロップダウンメニュー) などがあります。
HTML: input タグ
HTML: select, option タグ

コントロール要素を使った HTML では ユーザー操作で入力された値を読み取る処理も出てきます。 このようなときに querySelector() を使います。

TestJS_input01.html
HTML のコントロール要素のサンプル。
button タグ、input タグ、select タグなど。

よく使う処理を外部 js ファイルに分離する

似たような処理を毎回書かなくて済むようにします。 よく使う処理は外部の js ファイルに分離します。 HTML で共通のスタイルを外部の css ファイルに追い出す考え方と同じです。
スタイルを CSS ファイルに分離する

サンプル

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