囲碁ソフト OpenGoban
紹介
OpenGoban は、囲碁で碁盤を表示したり石を置いたり などの操作をする GUI ソフトです。 GNU Goなどの思考エンジンと組み合わせて対戦できます。
(2012/06) このソフトはすでに開発元の Web が削除されているので、この記事も参考程度に残しています。
ダウンロード
ホームページ:https://www.geocities.jp/goban361/ (消滅)sourceforge のプロジェクトも削除されている。
参考:OpenGoban034.zip
(追記2020)
zipファイルを解凍する前にファイルプロパティでブロック解除
した方が良いです。
zipファイルをそのまま解凍してアプリケーションを実行すると
警告ダイアログが出ます。
Windows: プログラムを実行するきに出る警告ダイアログをなくす
効能書き
- シンプルで軽量なソフトです。壮大なインストールの式典や、 ややこしい機能がついていません。
- 日本語メニューで分かりやすいです。
- 簡単に対局できます。ややこしい設定が少な目です。
- 途中から対局を再開することができます。
「もし、ここでこう打ったら続きはどうなるか?。」 というのを簡単に試せます。 他の囲碁 GUI ソフトはこの機能がないんだな (あるかもしれないけど他のソフトは操作系が複雑でよくわからん・・・)。 とても重宝します。
最初に1回だけ行う設定
(追記2020) zip 版ではすでに下の初期設定をしてあるので、
以下の作業は不要です。
参考で設定方法の説明を残しておきます。
OpenGoban-0.3.4のフォルダにある OpenGoban.exe を ダブルクリックして起動します。
Gnu Go3.8 を登録する例
(2012) ファイルの説明 gnugo38.exe GNU Go 3.8 安定版 gnugo391.exe GNU Go 3.9.1 開発中のお試しバージョン
以下、Gnu Go3.8(囲碁思考エンジン)を OpenGoban に登録する例です。
- 「プログラム設定」の画面を開く。
- Gnu Go 3.8を選択する。
- パスの設定で OpenGoban-0.3.4 のフォルダにある gnugo38.exe を選択する。
以上で設定完了です。 Gnu Go 3.9.1 の登録も同様です。gnugo391.exe を登録します。
参考で、Gnu Go ではパスの下にあるオプションの設定で 強さが調整できます。 初期値は --level 10 です。 設定値は 1 から 15までで、数字が小さいほど弱くなります。 このあたりの詳細は GNU Go の記事を調べて確認してください。
対局する
- 上の対局設定画面で、碁盤の大きさ、置石の数、 コミ、白番、黒番のプレーヤーの設定が行えるので、 希望の設定にします。
- 「ツール」→「対局」→「開始」でゲーム開始です。
ここで「指定されたファイルが見つからない」 というメッセージが出る場合は gnugo.exe が見つからない状態なので、上の設定で gnugo.exe のある場所を正しく指定してください。 - ゲームが終わったらパスのボタンを押します。 コンピュータもパスしたら終局し、結果が表示されます。
- ゲームの途中でやりなおしたい場合は、 終了ボタンを押して、やりなおしたい場所まで戻って、 「ツール」→「対局」→「再開」を実行します。