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PC と AV の年表 - 2000年代

放送
AV,ゲーム機
コンピュータ
通信
2000年代前半
2000年代前半 オーディオで CD と MD のミニコンポ の最盛期。
アイワ ミニコンポ(2003)
アイワ ミニコンポ(2003)
カセットテープ もそろそろ引退し、 MD (ミニディスク) の全盛期となった。 1990年代に比べて一段と小型化したマイクロコンポも出てきた。
2000年代前半 MP3 プレーヤー が増え始めた。
クリエイティブ NomadII (2000)
クリエイティブ NomadII
(2000)

フラッシュメモリのモバイル音楽プレーヤーが多く登場した。
2000年代前半 日本で 携帯電話 がスタイリッシュ化。
携帯電話 1997-2004
携帯電話 1997-2004
1990年代の携帯は事務用っぽいデザインが中心でしたが 携帯電話を利用する人が大幅に増えたことでスタイリッシュなデザインの 携帯電話も増えてきた。 液晶画面もカラー化し、折りたたみ式の携帯も出てきた。 1999年には NTTドコモで iモード のサービスがはじまり メッセージのやりとも行えるようになった。
2000年 日本で 携帯電話 の加入者数が 5000万人を突破。
携帯電話の加入者数
携帯電話の加入者数
2000年代前半 日本で ADSL のブロードバンドインターネットの普及がはじまった。
日本の固定ブロードバンド契約数
日本の固定ブロードバンド契約数
Yahoo! BB などのサービスが登場し、 ブロードバンドの普及が本格的にはじまった。
2000年 パソコンの CPU のクロックが 1GHz に到達。
MHz の時代から GHz の時代へ。 1999年頃から インテル AMD のクロック競争が活発になり、 2000年に 1GHz の製品がでてきた。 計画よりも前倒しで出てきたため生産が十分ではなく、当初は供給不足に。
2000年代 国内のパソコンの中心がデスクトップPC から ノートPC に移行。
1990年代まではパソコンの中心は デスクトップ PC でした。 ノート PC も 1990年頃から登場していましたが カラー液晶 のノートPC は非常に高価でしばらくの間はマイナーだった。 液晶パネルの価格が大幅に下がりお手ごろ価格になったことで パソコンの中心もノート PC に移り、 台数・金額でも 2000年頃にデスクトップ PC を上回った。
2000年代前半 デスクトップ PC で液晶一体型の PC も出てきた。
アップル iMac G4 (2002)
アップル iMac G4 (2002)
液晶ディスプレイを使用したパソコンは 1990年代末頃からノート PC でにぎわいつつあったが、 大型の液晶パネルも値段が下がり始めデスクトップ PC にも採用されはじめた。
2000年3月 ソニーがゲーム機 PlayStation 2を発売。
ソニー PlayStation2 (2000)
ソニー PlayStation2 (2000)
グラフィクスが大幅に強化された。 また、DVD を搭載し、DVD の普及にも寄与した。
同じ頃、マイクロソフトから Xbox (日本で2002年頭) が登場した。
2000年頃 映像用 DVD の普及が本格化。
CD (コンパクトディスク) と同じサイズ (直径 12cm) の光ディスク。
2000年12月 日本で BS デジタル放送 を開始。
テレビの衛星放送。
2001年 日本で 3G (第3世代) の携帯通信サービス を開始。
2001年5月 NTTドコモが FOMA のサービスを開始。
2002年 au やボーダフォン(現ソフトバンクモバイル)が 3G サービスを開始。
2000年代前半 日本で カメラ付き携帯電話 が登場。
急速に浸透し、2003年頃までにほとんど携帯がカメラ付きとなった。 写メール などのサービスもはじまった。
2001年 Windows XPが登場。
WindowsXP
WindowsXP
Windows の完成形バージョン。
WindowsNT/2000 の流れをくみ、 Windows95/98 について回った不安定さが大幅に減った。 使い勝手も向上し、2010年代前半でも多く使われている Windows 時代全盛期の OS となった。
2001年 日本でパソコンの世帯普及率が 5割を超えた。
日本のパソコンの世帯普及率
日本のパソコンの世帯普及率
1997年には普及率が 2割を超え、2001年には 5割を超えた。
2000年代前半 ビデオで DVD レコーダー が登場。
1999年末にパイオニアから初の家庭向けの DVD レコーダーが登場し、 2000年代になると各社が参入した。 映像を光ディスクにデジタル記録できるようになり、 従来のアナログ磁気テープを用いる VHS ビデオレコーダーからの世代交代がはじまった。
2000年代前半 日本で デジタルカメラ の普及が本格化。
デジタルカメラの普及率
デジタルカメラの普及率
大手カメラメーカーも本格的にデジタルカメラ市場に参入した。
カメラとあわせて プリンタ の普及も進んだ。 その一方で従来のフィルムを用いたカメラが衰退へ。
2000年代前半 ビデオカメラ で 8cm DVD や HDD のカメラが登場。
従来の mini DV に加えて 8cm DVD や HDD を使用したカメラが登場しはじめた。
2003年12月 日本で 地上デジタル放送を開始。
三大都市圏から放送開始。2007年までにほぼ全域で放送がはじまった。
2000年代半ば 国内のビデオで HDD/DVD レコーダーが主流に。
従来の DVD レコーダーに HDD も搭載してハイブリッド化。
2000年代半ば ビデオカメラでフラッシュメモリのカメラが登場。
サンヨー Xacti (2003)
サンヨー Xacti (2003)

フラッシュメモリを採用したことでビデオカメラの小型化が一段と進んだ。

また、同じ頃、ハイビジョン映像の記録ができる HDV 規格 (こちらはビデオテープを使用)のビデオカメラも登場しはじめた。

2004年12月 ニンテンドー DS を発売。
任天堂 DS (2004)
任天堂 DS (2004)
モバイルゲーム機。 同じ時期にソニーからは PlayStation Portable が登場した。
2000年代後半
2000年代半ば ノートパソコンで 無線LAN USB2.0 の搭載が進んだ。

2003年にインテル Pentium M のノートPCが登場し、無線 LAN や USB2.0 が標準的に搭載されるようになった。 WiFi ルーター や USB2.0 対応の周辺機器も多く登場したことでその後、広く普及した。

デル (2005)Inspiron1300 (4:3画面)Inspiron2200 (16:10画面)
デル (2005)
Inspiron1300 (4:3画面)
Inspiron2200 (16:10画面)

また 2000年代後半になると PC の画面が横長化した。 2000年代前半までのノート PC は 4:3 の縦が長い目のディスプレイを使用してましたが 2000年代後半になると 16:10 の横長のディスプレイが登場しはじめた。 2010年代は 16:9 のもっと横長のディスプレイになった。

2005年秋 アップル iPod nano 登場。
アップル iPod nano
アップル iPod nano

iPhone が登場する前夜のモバイルプレーヤー。 フラッシュメモリを使用した モバイルオーディオプレーヤー は1990年代末に登場したが、 初期のプレーヤーは文字が表示できる程度のモノクロ画面で容量も 64MB ほどしかない簡素なものだった。 この頃までにカラー画面化しストレージも大容量 (1-2GB ほど) になりはじめた。iPod も初期は HDD プレーヤーだったが 2005年にフラッシュメモリのモバイル機器に移行した。 この後、携帯通信も搭載した iPhone が登場する。 この頃、モバイル機器は急速に進歩し激変しつつあった。

2000年代後半 携帯電話 の全盛時代。
日本の携帯電話 (2006頃)
日本の携帯電話 (2006頃)

スマートフォン が登場するより前の時代の携帯電話の全盛時代。 現在では フィーチャー・フォン ( ガラケー とも) と呼ばれる。

年齢性別を問わず多くの人が使うようになったことで品種も多彩になり、 黒やシルバーだけでなくカラフルな機種や凝ったデザインの機種も増えてきた。

2000年代後半 薄型テレビ の普及が本格化。
液晶テレビ, シャープ (2006)
液晶テレビ, シャープ (2006)
19型から32型の液晶テレビが多く出てくるようになり、 ブラウン管テレビから薄型テレビへの移行が本格化した。 液晶テレビとは別に、一頃プラズマテレビも出てきた。
日本, 薄型テレビの普及率
日本, 薄型テレビの普及率
同じ頃、テレビ放送でも地上波デジタル放送がはじまっていて、 サービスエリアも大都市圏から全国へと広まりつつあった。
2000年代後半 新世代のゲーム機が登場。
ソニー PlayStation3 (2006)
ソニー PlayStation3 (2006)
2005年秋 マイクロソフト Xbox 360 を発売。
2006年秋 ソニー PlayStation 3 を発売。
2006年秋 任天堂 Wii を発売。
2006年4月 日本で ワンセグ放送 を開始。
モバイル機器向けのデジタルテレビ放送。
2006年 ワンセグ携帯 が登場
テレビのワンセグ放送に合わせて登場した。
2006年 BDプレーヤー が登場。

ソニー Play Station 3 も BD 再生に対応した。 規格をめぐってしばらく Blu-ray Disc と HD DVD が争い、 最終的には Blu-ray が残った。 また BDレコーダー も登場しはじめ、2000年代末頃から本格的に普及し始めた。

2006年 ビデオカメラで AVCHD 規格 が登場。
デジタル映像を H.264 でハイビジョン記録可能な規格。 2000年代後半に AVCHD に対応した HDD ビデオカメラやフラッシュメモリのビデオカメラが出始めた。 また、この頃、 デジタルカメラ でも本格的に映像を撮影できるものが出てきた。
2000年代後半 日本で 光ファイバー通信 の普及が本格化。
日本の固定ブロードバンド契約数
日本の固定ブロードバンド契約数
NTT フレッツ光など。
2006年 携帯通信で 3.5G サービス が本格化
2000年代後半 日本で SNS の普及が本格化。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス。
2006年頃 YouTube が日本でも広く知られるようになった。
ネットの動画サービス。
2007年 日本で 携帯電話の契約数が 1億件を超えた。
日本の携帯電話の加入者数
日本の携帯電話の加入者数
2007年 アップル iPhone が登場。
アップル iPhone
アップル iPhone
日本でも 2008年7月から発売した。
2008年 Windows などで ネットブックが一時にぎわう。
ASUS Eee PC (2007)
ASUS Eee PC (2007)
写真は ASUS Eee PC。
2009年 日本で WiMAX の通信サービスを開始。
UQコミュニケーションズ
2010年代
2010年 アップル iPad 登場。
アップル iPad
アップル iPad
タブレットPC。日本でも同年に発売。
2010年末 日本で 4G / LTE の携帯通信サービスを開始。
NTTドコモ Xi
2011年 日本でも スマートフォン の普及が本格的に。
2000年代までは「ネット = WindowsPC・固定回線」の時代だったが、 2010年代になるとネットの主役はスマートフォンとモバイル通信の時代へと変わった。
2011年7月 日本で 地上アナログテレビ放送 が一部地域を除いて終了。
かつては各家庭の屋根に VHF テレビ放送受信用の素子の長いアンテナが備わっていたが、 このアンテナもアナログ放送の終了で不要になり平成レトロな話に。
2012年 グーグル、タブレット Nexus 7 登場。
グーグル Nexus7
グーグル Nexus7
日本でも発売。7インチ画面の本格的なモバイルタブレット。 OS は Android
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