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囲碁ソフト Go GUI + GNU Go

上 : GoGui 1.4.0 (Windows7 64bit)
上 : GoGui 1.4.0 (Windows7 64bit)

紹介

GNU Go は囲碁の思考エンジンプログラムです。 囲碁の碁盤表示や操作を行う GUIソフトと組み合わせて使用します。 ここでは Go GUI と組み合わせる例を紹介します。

使い方

Fuego 1.1 に Go GUI が入っているのでこちらを流用します。 すでに Fuego 1.1 がインストールされている前提で説明します。

1) OpenGoban の中にある GNU Go の実行プログラムを拾ってきます。
OpenGoban034.zip (2012/06, 3.9MB)

gnugo38.exe と gnugo391.exe を使います。 gcc, MinGW でコンパイルした gnugo の実行プログラムです。
gnugo38.exe はバージョン 3.8 で安定版です。
gnugo391.exe はバージョン 3.9.1で開発版です。

2) gnugo38.exe と gnugo391.exe を Fuego のフォルダに入れておきます。

上:GNU Go のファイルをコピー
上:GNU Go のファイルをコピー
Windows7 64bit の Fuego のフォルダに gnugo38.exe と gnugo391.exe をコピーした例

Windows のバージョンによっては program files などのフォルダ名が多少変わる場合があります。 Fuego のフォルダを探してください。

3) Go GUI を起動します。

設定

Go GUI に GNU Go を登録します。gnu38.exe を登録する例です。

1) 「プログラム」→「新規プログラム」のメニューを開き、 コマンドのところで先ほどコピーした gnu38.exe を指定します。 "c:\...\gnu38.exe" の後に続けて --mode gtp の文字列を入力します。

上 :コマンドの入力例
上 :コマンドの入力例

--mode gtp を忘れないようにします。これなしで OK ボタンを押すと、 一時的にアプリケーションが応答しない状態になるので注意。 ワーキングディレクトリは空白のままで構わないです。

2) 以上で OK ボタンを押すと、正常な場合は 下のようなメニューに変わります。

上:登録画面
上:登録画面
ラベル名は適当につけた(ここでは GNU Go 3.8 とした)。

もう1度、OK ボタンを押すと登録完了です。 gnugo391.exe も同様にして登録できます。

対戦する

  1. 「対局」メニューで、「碁盤サイズ」、「置石」、 「コンピュータの手番」を設定します。
  2. 「プログラム」→「プログラムの起動」で、 先ほど登録した GNU 3.8を選択します。

これで、多分、対戦開始です(?)。 このソフトは、このあたりの操作の順番が、 いまいちよくわからん・・・。

途中でやり直す場合は、「対局」→「新規対局」 を実行してください。動作が変な場合は、 「プログラム」→「プログラム終了」で いったん止めてから再び起動してください。

その他

コマンドのところで GNU Go の強さの設定ができます。
「プログラム」→「プログラムを編集」メニューで登録した GNU Goを選んで、 「編集」ボタンを押すと下のような画面になります。


--mode gtp の後に --level (数字) を入力します。
コマンドの例:
"c:\.....gnugo38.exe" --mode gtp --level 10

GNU Go の強さの初期値(何も指定しない場合)は 10、 設定範囲は 1-15、数字が大きいほど強くなります。

関連リンク

GNU Go の実行プログラム(gnugo.exe)があるページ

GNU Go は GNU のサイトではプログラムのソースファイル (すぐには実行できない形式) で配布してあるので、コンパイルされた実行形式のプログラム (*.exe ファイル) を他の適当なサイトからダウンロードして入手します。

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