JavaScript: console.log() など
概略
console.log() はデバッガのコンソールに文字列を出力する関数です。
例: console.log("デバッグメッセージ");
console.debug(), console.error() など
console.log() とは別に console.error(), console.debug() などの関数もあります。 これらの関数を使い分けるとデバッガにメッセージを表示するときに 不要なメッセージは表示しないように設定することができます。 例えば、error() と log() のメッセージだけを表示し、 debug() のメッセージは表示しないといった表示ができます。
・コンソールに文字を出力する関数 重要度の高い順に 1) console.error() エラー 大きな問題がある場合。赤色で表示される。 2) console.warn() 警告 エラーほど深刻ではないが問題点など。 3) console.info() 情報 警告まではいかないちょっとした情報など。 4) console.debug() 詳細 デバッグのときに表示する程度のメッセージ。通常は表示しない。
テンプレートリテラル
2020年代では グレイヴ・アクセント `文字列` を使った文字列 (テンプレートリテラル) を多用します。
サンプル
TestJS_console_log01.htmlconsole.log() でコンソールに文字列や計算結果を出力する。
- TestJS_console_log03.html
%s を使った文字出力とテンプレートリテラルによる文字出力。
console.error(), console.debug() など
TestJS_console_log02.htmlconsole.error(), console.debug() などでコンソールに文字列を出力する。
- console.debug() の出力はデバッガの初期設定では
コンソールに表示されません。
Edge106 の場合、デバッガで「すべてのレベル」→「詳細」 をチェックするとコンソールに出力されます。
コンソールで Object の内容を見る
console.log() の引数を文字列にせず Object を直接渡すと、デバッガのコンソール画面で Object の内容を見ることができます。
TestJS_console_log_object01.html連想配列に関数を付けることもできます