Java JRE のインストール (Windows10)
Java JRE のインストール
ときどき Java を必要とするアプリケーションがあるので、 Java のインストール方法の話です。 Java で動くアプリケーションを動かすときに JRE (Java Runtime Enviroment : Javaランタイム, Java実行環境) をインストールします。
ホームページとダウンロード
- ホームページ : オラクル: Javaランタイム
- ダウンロード : 2024年04月頃で Java8 (Version 8 Update 401) 64MB
Java8 とは別に、Java11 や Open JDK もあります。 こちらは使用条件も関係するので説明を省略します。
JRE と JDK
Java のアプリケーションを動かすだけの場合は JRE があれば十分です。 JDK は JRE に加えて Java でプログラムを作成する人のためのツールが入っています。 こちらの方がインストールサイズが大きくなり手間も増えるので、 プログラムを作らない人には不要です。
JRE : Java Runtime Enviroment。Javaランタイム, Java実行環境。 JDK : Java Development Kit。Java 開発キット。SDK と呼ぶこともある。
インストール
ダウンロードしたファイル jre-8u***-windows-x64.exe (*** はバージョン番号) をダブルクリックして実行すると、 インストール画面になるので画面の指示に従ってインストールします。
以上で、インストール完了です。
動作確認
上の話だけで問題ないと思いますが、 Java のアプリケーションが実行できる状態かどうかの確認方法です。
プロンプトを開いて、java と入力してエンターキーを押し、 下のような使用方法の画面が表示されたら Java のプログラムが実行できる状態になっています。
「ファイルが認識されない」エラーが出たら、 Java の実行ツールが認識されていない状態なので、 インストールに問題がないか確認してください。
Java の jar ファイル
Java のアプリケーションのフォルダにはたいてい拡張子が jar のファイルが入っています。 このファイルが Java アプリケーションの本体です。 Windows の exe ファイルなどに相当します。
jar ファイルの中身は zip ファイルです。 拡張子を zip に変えると jar ファイル内のファイルを見ることもできます。 class ファイルが JRE の上で動く実行コードのファイルです。 Windows の dll ファイルの親戚と考えてください。
プログラムによってはプロンプトから java (jarファイル名) などのようにコマンド入力して動かせるものもあります (いろいろオプションを指定しないと動かない場合もあります)。 jar ファイルのダブルクリックで起動できるものは、 プロンプトからも実行可能です。
動作が不安定な Java アプリケーションに遭遇したときには、 プロンプトからアプリケーションを起動してメッセージを眺めた方が 分かりやすい場合もあります。 大量にエラー (例外、Exception) が出ている場合もあります。 Java のプログラムを書く人でないと分かりにくい話ですが・・・。
Java が必要なアプリケーションの例
- 囲碁ソフト GoGui + Fuego - GoGui で Java が必要です。
- 囲碁ソフト Lizzie - Lizzie で Java が必要です。
- 自動車レースゲーム TORCS コース作成エディタ - TrackEditor で Java が必要です。