インターネット時代の黎明(1990年代)
こちらは、1990年代の3丁目の夕日の話です。(注意)ヨッパライ文体なのであしからず・・・。
1990年代前半 インターネット時代の黎明 (2009/03/08)
わりと素朴な話で・・・
「インターネット」 という言葉は、巷(ちまた)でいつごろ知られるようになったのだろう?。 私の記憶だと、1994年の秋ぐらいから Mac の雑誌で大きな特集が組まれていたと思う。
1993年は・・・パソコンおやぢども、覚えている?
世は幕末維新の時代・・・黒船コンパック(現在、HP)の
ATマシン(現在のWindows PCの直系のご先祖さま)の上陸で、
NEC PC9801幕府も開国で上へ下へ(注:×上へ下へ、○上を下へ)
の大さわぎ、いよいよ幕末になりはじめたぐらいの頃。
Windows3.1 が登場したぐらいの頃。
この頃は、インターネットという言葉はまだ巷には出てきていなかったと思う。
でも、1995年になると秋頃に Windows95が登場して、 もうインターネット時代の幕開けだ~ということで、 インターネットという言葉がPC屋さんの間では大分知られていた時代になる。
ということで、この間に急速に「インターネット」なる言葉が広まった。 1996年が実質、巷のインターネット元年ぐらい。 日本語のホームページがたくさん出てくるようになったのはもうちょっと後ぐらいだな。
1994年 インターネット時代前夜
インターネット時代の前夜の姿を伝える雑誌が出てきた。雑誌インターネットマガジンの創刊号 1994年10月号
PDF で当時の記事がそのまま読めるようになっています。
まだ、ホームページや Web ブラウザといった言葉もあったかどうかわからないぐらいの時代。 IE も ネットスケープ もなかった頃。 日本語のホームページも数えるほどしかなかったであろう頃。
telnet や gopher など、現在では聞き慣れないような用語も出てきます。 http やホームページの未来ようなイメージとは大分違う。
1997年の記事が出てきた
(2009/02/08)検索でひっかかった。
Impress 1997年8月:おもしろゲームサイトはココだ! Java編
Java の出始めの頃、 アプレット が話題に。
(追記2015) Javaアプレットは、現在でいう Flash や iOS アプリや Android アプリのご先祖さまのようなものです。リンク先のホームページはほぼ消滅。
この頃はまだ、 通信モデム が 28.8k-33.6kbps の時代で、年式の新しいパソコンでも Pentium MMX 200MHz がええところの時代。 Java は現在のようにさらっと快適に動かせる状態ではなかった・・・ 現在なら余裕。
(資料)初期のホームページ、ニュースなど
検索でたまたま見つけたものなど。- 1996年4月,Impress PC Watch:東芝「Libretto 20」(リブレット)発売 - 小型ノートPC
- 1996年8月,Impress PC Watch:カシオ QV-100 - デジタルカメラ
関連資料リンク (2015)
- 情報スーパーハイウェイ構想 (1993)
当時のアメリカの話。インターネットという言葉が急速に浸透するきっかけになった。 - (英語)アップル eWorld
当時はパソコンメーカーもまだインターネットの話には半信半疑で、 自前のパソコン通信サービスで商売する話をしていた。 eWolrd はアップルのパソコン通信サービス。 マイクロソフトの MSN も元はパソコン通信サービスの話だった。