ディスプレイの解像度と構成画素数
画面サイズ、画素構成、画素密度 (2014年頃)
2014年頃のWindowsパソコン用のディスプレイは横:縦の比率がほぼ
16:9 になっている。
16:10 や 5:4 は業務用に少々残っている程度。
ノートパソコンでは 13.3-15.6インチ、1366×768画素が中心。
デスクトップパソコンでは 21.5-24インチ、フルHD (1920×1080画素)が中心。
ハイエンドでフルHDより大きな構成画素数のディスプレイが出てきている。
画素密度順リスト (2014/02) 画素密度 構成画素数 画面サイズ 横縦比 (ppi) (インチ) 92-96 1920×1080 23-24 16: 9 デスクトップPC 100 1366× 768 15.6 16: 9 デスクノートPC 102 1920×1080 21.5 16: 9 デスクトップPC 109 2560×1440 27 16: 9 デスクトップPC、ハイエンド 118 1366× 768 13.3 16: 9 ポータブルノートPC 135 1366× 768 11.6 16: 9 ポータブルノートPC
2010年代になるとスマートフォンやタブレットが多く出てきて、 こちらは画面サイズや画素構成などたくさんの種類がある。 画素密度も Windowsパソコン (100-110ppiが中心) に比べてとても高く、 最近(2014年)は 200ppi から 300ppi ぐらいあるものが中心。
画素密度順リスト (2014/02) 画素密度 構成画素数 画面サイズ 縦横比 (ppi) (インチ) 132 1024× 768 9.7 4: 3 iPad 初代 (2010) 155 1366× 768 10.1 16: 9 タブレット 163 1024× 768 7.9 4: 3 iPad mini (2012) 189 1280× 800 8 16:10 タブレット 216 1280× 800 7 16:10 タブレット, Nexus7(2012)など 224 1920×1200 10.1 16:10 タブレット 264 2048×1536 9.7 4: 3 iPad Retina 323 1920×1200 7 16:10 タブレット, Nexus7(2013)など 324 2048×1536 7.9 4: 3 iPad mini Retina 341 1280× 720 4.3 16: 9 スマートフォン 344 1920×1080 6.4 16: 9 440 1920×1080 5 16: 9 スマートフォン
画面サイズ、画素構成、画素密度 (2010年頃)
(2010/01, 2014/02)画素密度順リスト (2010/01) ▲は2010年頭頃に比較的多いもので、すでにピークを超えているもの ◎は2010年頃に増えてきているもの 画素密度 構成画素数 画面サイズ 縦横比 (ppi) (インチ) ▲ 85 1024× 768 15 4: 3 2000年代半ばの典型的なノート ◎ 85 1366× 768 18.5 16: 9 2010年頃の19インチ液晶一体型デスクトップ 91 1024× 768 14.1 4: 3 2000年近辺の昔のノート 92 1680×1050 21.5 16:10 2000年代後半の大型ディスプレイ 94 1920×1200 24 16:10 2000年代後半の業務用大型ディスプレイ ◎ 92-96 1920×1080 23-24 16: 9 2010年頃のフルHD大型ディスプレイ 96 1024× 768 13.3 4: 3 2000年代前半のモバイル寄りのノート ▲ 96 1280×1024 17 5: 4 2000年代後半のデスクトップ用ディスプレイ ▲ 98 1280× 800 15.4 16:10 2000年代後半のノートに多い ◎100 1366× 768 15.6 16: 9 2009年頃のデスクノート 100 1440× 900 17 16:10 2000年代後半の大型ノート ◎102 1920×1080 21.5 16: 9 2009年頃のフルHDディスプレイ 106 1024× 768 12.1 4: 3 2000年代のモバイルノートに多い 113 1280× 800 13.3 16:10 2009年頃のビジネスのノート ◎117 1024× 600 10.1 1.7: 1 ネットブック ◎118 1366× 768 13.3 16: 9 2009年頃のモバイルノート 125 1280× 800 12.1 16:10 2009年頃のビジネスのモバイルノート 132 1024× 768 9.7 4: 3 iPad 133 1024× 600 8.9 1.7: 1 初期のネットブック ◎135 1366× 768 11.6 16: 9 2009年頃のモバイルノート Windowsパソコン以外 125 800× 600 8.0 フォトフレーム 133 800× 480 7.0 フォトフレーム 160 320× 240 2.5 携帯電話 163 480× 320 3.5 iPhone 326 960× 640 3.5 iPhone 4
画素密度
Windows の従来の標準は 96ppi です。画面の大きさが同じならば構成画素数が多くなるほど画素密度が上がります。
フォントや画像など、同じ構成画素数ならば画素密度が上がるほど小さく表示されます。
画面の縦横比で大雑把な年代が分かる
4:3 ディスプレイは1990年代から2000年代半ばまでに多い。 640×480、800×600、1024×768、1400×1050、1600×1200 などの種類がある。 一番多く用いられたのは 1024×768 で、 2000年代半ばの典型的なノートパソコンで使われたので、 現在(2010年)でも利用者数は多い。 近年はテレビなどディスプレイが横長化したのでパソコン以上の大型パネルでは 4:3 ディスプレイを見かけなくなった。 現在でもフォトフレームなどに 4:3 のパネルがある。
(追記2010):その後、iPad が出てきて、 こちらが 1024×768 の 4:3 パネルを使用している。
5:4 1280×1024 はデスクトップパソコンのディスプレイで用いられた画素構成で、 1990年代は CRT、2000年代半ばごろから 17-19インチの液晶ディスプレイで使用された。 2010年頭頃はすでにローエンドでフェードアウト寸前ぐらいのところだけど、 2000年代後半に数がたくさん出ているので2010年頃でも利用者数は多い。
16:10 は2000年代後半に増えてきた。一頃、ノートPCの 1280×800 やデスクトップPCの 1440×900、1680×1050 などがたくさん出てきた。 16:9 への過渡期的な色彩が強く、2010年頭頃は業務用を残して衰退傾向。 デスクトップ用ディスプレイは特定用途の業務用ディスプレイに16:10 が少々ある程度で、個人用・ビジネス用はもう 16:9 になっている。 ビジネスノートPCでは 16:10 の 1280×800 がまだ多用されている。 映像よりもアプリケーションの利用が主な用途なので縦の画素数の多い 16:10 の方が便利なのかもしれない。
16:9 は最近(2009)増えている。 テレビと同じ縦横比で家庭用パソコンはこちらが多い。
特殊な画素構成でネットブックの 1024×600 というのがある。 2000年代末から2010年代初頭に多く出た。